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−−−このペ−ジの目次−−−−


新年の賦
明石の門
雪に埋もれぬ十日市


新年の賦


年明けて河口に深く
打ちよす潮のひびきよ
高鳴る鼓動のごとく
新しき大洋は開けぬ
その海に姑息なく怨念なく
あまたの鴎の歓喜して群れ飛び
大洋の波は大八洲にそ
天にそ打ちひびき高鳴りぬ
海は確かに常に若く老いじ
希望を灯さぬものは滅びよ
公平ならざるものに栄なし
特権に胡座をかくものは滅びよ
常に世は公平を目指し進む
独立を阻むものを打ち砕け
伸びる才能を阻むものに呪いあれ
自由と公平を阻むものを打ち砕け
未来の子等よ、逞しき翼を張れ
フェアな空と海に向かい羽ばたけ
神が後押しして未来は汝らのものだ
海は再び分かつものを結ぶ
遠い外国の楽と楽とがひびきあう
栄はともに分かちあうべし
年明けて高鳴る大洋の潮のひびきよ
打ちよす潮のひびきとともに
日本よ、再び希望の星となれ!
GOD bless JAPAN 、GOD bless JAPAN
匠は匠をこらし技に技を磨き
歴史に培われた技は再び華開かむ
唯一なる神の祝福よ、日本にあれ、世界にあれ
戦いをやめて平和の実りを結べ
神は主キリストにその御業を完成された!
その聖名を唱え祈り力を得よ
我等は神の約束のみ国に行かむ
神は地にをり海にをり天にをる
誠の世界の主はアメリカにあらじ
公平に裁きを与える贖う神・エホバなり
ますます栄光は増し加えられて
天の主の玉座は輝くばかり
神は大洋のごとく心広く
新しき世界の調和に導かむ

右田浜



明石の門

満開の桜の明石城より
淡路島真じかに見ゆる
天ざかる夷(ひな)の長道(ながち)ゆ
恋ひ来れば明石の門(と)より大和島見ゆ
」 0255
と歌われし古代より
今もしも船の行き来の
大和・難波を目指して
まこと盛んなるかも
旅人のしばし佇む夕暮れや
瀬戸内海は夕日に染まりぬ



 
 雪に埋もれぬ十日市


深々と雪に埋もれぬ十日市
十日の日に市たつ日かな
春はまだその日待ち遠し昔
土地の人雪の苦労を語るもあわれ
野沢に来たりて溶けし雪間に
蕗の薹のいくつか春は来たらむ
長野の盆地の見えて梅も咲きなむ
されどなお深々と雪に埋もれぬ十日市