原町市




タンポポに綿毛の飛びて無線塔かつてありにし原町暮れぬ

無 線 塔

  原町市には18年前まで、「無線塔」がありました。1921年に建てられた高さ200 mの建造物は東京タワーができるまで「東洋一」の高さを誇っていました。
ここから世界に向けて「関東大震災」を打電したことはあまりにも有名です。
  無線塔は長らく原町市のシンボルとして親しまれてきましたが、長年の風雨により老朽化が進み、コンクリートが崩落を始めたため、1982年に取り壊されました。